こんにちは!Apple製品大好きブロガーのjunyaです。
この記事では、MacBook Airのポートの少なさ問題について、これまで実際にMacBook Airを使い込んできた私の考察や感想をまとめています。
これからMacBook Airの購入を検討している方、とくにポートについて気になっている方に向けた内容です。
まず大前提として、現行のMacBook Airのポートは以下の通りです
- USB(タイプC)×2
- MagSafe 3(充電専用ポート)
- ヘッドフォンジャック
ヘッドフォンジャックについてはさておき、MagSafe 3で充電すると仮定した場合、実質的に使えるポートはUSB-Cが2つとなります。
この2つのポートでやりくりできるのかどうか――それが皆さんの気になるポイントだと思います。
コストを抑えて軽量なMacBook Airを選ぶか、それともポート数に余裕のあるMacBook Proを選ぶか……これはなかなか悩ましい問題です。
ちなみに私が主にブログを書くうえで実際に数年使ってみた結論としては、「全く困らない」でした。
もちろん、使い方によってはポートが多数必要な方もいます。そこでこの記事では、以下のポイントに特化して解説します。
- ブロガーとしてMacBook Airを使い倒して感じた「ポートが少なくても大丈夫」な理由
- ポートが多数必要になるのはどんな人か?どんな場面か?
- MacBook 「Air」か「Pro」か、使用目的に応じた選び方のヒント
この記事は、よくある「ポートが少ないことの対策」を解説する記事ではなく、ポートが少なくても実際に困らないのか?買って後悔しないか?と悩んでいる方に向けて書いた内容です。

ポートが少なくても大丈夫かどうかの判断材料として、ぜひ参考にしていただければと思います!
MacBook Airのポートが少ない理由とは
そもそも、なぜMacBook Airは接続ポートの種類や数が少ないのでしょうか?
ここでは、MacBook Airのポートが少ない理由について、私なりに考察した内容をご紹介します。
Appleが薄型設計を優先した理由
MacBook Airは、「薄く」「軽く」「美しく」あることを重視して設計されています。その結果、USB-A端子やHDMIポート、SDカードスロットなどの従来のやや大きめなポートは削減されました。
たとえば、USB-A端子は端子自体が厚みのある構造になっており、MacBook Airのような極薄ボディには物理的に収まりづらくなっています。
HDMI端子やSDカードスロットも同様に、筐体の厚みに大きな影響を与えるため、設計の自由度を下げてしまう要因となります。
Appleとしては、「多機能な分厚いノートPC」ではなく、「洗練された、持ち運びやすいツール」を作ることを優先した結果が、今のMacBook Airとなっています。
最新技術とワイヤレス重視時代のトレンド
現代では、時代の流れとして「ケーブルレス」がどんどん主流になってきているため、物理ポートの数が少なくても問題ないケースが増えてきています。
たとえば、写真やファイルの転送は、以前ならUSBメモリが一般的でしたが、現在はAirDropを使えば、MacとiPhone間で高速かつワイヤレスにやりとりできます。
さらにクラウドサービスの発展により。データの保存や共有はUSBメモリではなく、GoogleドライブやiCloudなどにアップロードしておけば、インターネットにつながる環境ならどこからでもアクセス可能です。
その結果、物理的な接続が必要な場面自体が減ってきています。
もちろん、USB-AやHDMIといった従来の端子が必要になる場面もまだあります。しかし、それらは必要なときだけハブや変換アダプタを使うことで対応できます。
MacBook Airの本体には最小限のポートしか搭載しないことで、軽さとデザイン性を維持しつつ、必要に応じて拡張できる柔軟な構成となっています。
Proモデルとの差別化
MacBook Airのポート数が少ないと言われる背景には、上位モデルである「MacBook Pro」との違いが関係しています。MacBook Proでの装備は以下の通り。
- Thunderbolt 4ポート × 3
- HDMIポート × 1
- SDXCカードスロット × 1
- MagSafe 3ポート × 1(充電用)
- 3.5mmヘッドフォンジャック × 1
この違いは「用途の想定」によるものです。Proモデルは動画編集や、大量の外部機器をつなぐ作業など、プロフェッショナルな使用を想定して設計されています。
そのため、多くのポートや高い処理性能が必要になります。
一方で、MacBook Airは軽量・薄型ボディを活かし、持ち運びやすさとバッテリー持ちを重視した設計です。日常的なライティング、ネット閲覧、Zoom会議、簡単な画像編集といった用途では、2つのUSB-CポートとMagSafe充電で十分という前提に立っています。
つまり、「ポートが少ない=不便」とは一概に言えず、AirとProではターゲットユーザーが違うことを理解すれば、この違いにも納得がいくはずです。



上記のような装備が必要な方はProモデルの購入を検討してもいいと思うよ!
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ポートが少なくても案外大丈夫な理由


MacBookのポートが少ない問題でマウスやキーボード、外部モニターも繋ぎたいのに、これじゃ絶対足りないよ!
と、購入前は不安になる気持ちは分かります。
しかし、実は多くのMacBookユーザーが、使い始めてから
- あれ、意外と使わないな
- ポート少なくても案外大丈夫
と気づくんです。
何ゆえ「ポートは充電くらいしか使わない」とまで言えるのか、MacBook Air大好きブロガーがそのリアルな理由を伝えます。
案外使ってみたらポートは充電くらいしか使わない説
MacBookをいざ使い始めると、意外とポートは充電くらいにしか使わないということに気付きます。
なぜなら、現代のPC環境ではワイヤレスが当たり前だからです。
例えばマウスやキーボード。今やBluetoothで接続するのが基本で、一度設定すればケーブルは不要です。


データのやり取りについても同様で、iCloudやGoogle Driveといったクラウドストレージを使えば、USBメモリの出番はほとんどありません。
さらに、iPhoneユーザーであればAirDropも利用できます。iPhoneで撮った写真を一瞬でMacBookに転送できるため、わざわざケーブルを繋いでデータを移す必要がなくなりました。



一眼レフカメラなどで撮影した画像をSDカードなどから取り込みたい方は物理的な接続が必要になるね
しかし、写真の撮影もiPhoneを利用するタイプの方にとって、物理的なポートが必須になる場面は限られており、結局のところメインの用途は「充電」くらいではないかと思います。
あとは、MacBookを外部モニターに接続して作業する際に、ポートを1つ使用するくらいでしょうか。
MacBookとモニターの簡単接続については、こちらの記事で紹介しています。


つまり、購入前に心配していたポート不足の問題は、実際に使い始めてみるとワイヤレス環境の便利さが上回り、「そもそもポートの出番がなかった」と感じるケースがほとんどです。
これが多くのMacBookユーザーがたどり着く、リアルな感想だと思います。
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必要ならUSBハブを使えば簡単に拡張性をカバーできる
必要に応じて「USB-Cハブ」や「ドッキングステーション」といったアクセサリを使えば、ポートの拡張はとても簡単に行えます。
USBハブとは、1つのUSB-Cポートを複数のポートに変換するための便利なアイテムです。
MacBook Airの本体にはUSB-Cポートが2つしかありませんが、USBハブを使うことでUSB-A、HDMI、SDカードスロット、有線LANなど、さまざまな接続口を一気に増やすことができます。
例えば外部ディスプレイにHDMIで接続したいとき、あるいは一眼レフカメラからSDカードを読み込みたいとき。そういった「たまにある物理接続」のニーズも、USBハブがあればすぐに対応できます。
最近ではデザイン性の高いハブや、MacBookの横にぴったりフィットする一体型タイプも登場しており、見た目を損なうことなく快適に拡張できるのも魅力です。
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持ち運びにも便利なコンパクトサイズが主流なので、外出先でも手軽に使えます。
つまり、MacBookのポートが少なくても、普段はワイヤレスで十分。どうしても物理的な接続が必要なシーンでは、USBハブを使えば柔軟に対応できるので、「拡張性が足りない」と心配する必要はほとんどありません。
ポートが必要な時はどんな時?どんな人?


MacBookの購入を考えている方の中には、「多分MacBook Airで大丈夫だとは思うけれど、接続端子に不安がある」という方も多いハズ。
たとえば、
- どんな人が本当にポートを必要とするのか?
- どんな時に「足りない」と感じるのか?
こうした点がはっきりしないと、判断がつかず、購入を先延ばしにしてしまうことも。
ただ、複数の端子が本当に必要かどうかは、その人の使い方によって変わります。
そこで、具体的な使用場面を紹介しますので、購入の参考にしてみてください。
ブログ運営や普段使いでは実際どう?
毎日ブログ運営や日常的なパソコン利用をしていますが、経験上、MacBook Airのポート数が少なくて困る場面は全くといっていいほどありません。
たとえば、ブログ記事を書く際に必要なのは、基本的にはWebブラウザ(WordPressやGoogleドキュメントなど)と画像編集用のアプリ(CanvaやPhotoshopなど)程度です。
これらはすべてMacBook本体で完結しますし、画像もAirDropやクラウド経由でやり取りすることが多いため、USBメモリや外付けドライブを挿す必要もありません。
その他、日常の使い方においても、動画視聴やWeb検索、書類作成、オンライン会議といった用途では、ほとんどがWi-FiやBluetoothで完結しているのが現状です。
イヤホンはAirPods Proを使用していますが、音声が流れる場面では自動で感知して必要な音源を届けてくれるため、不便はありません。
現代のクラウドベースな生活や作業スタイルにおいては、ブログ運営やその他日常使いでポートが少なくて苦労することは皆無であるというのが正直な感想です。



これからブログを始めようとしている方には、もっと詳しくおすすめのMacBookを解説しているよ!


動画編集作業での不便さは?
MacBookのポート数が少ないことで、特に影響が出やすいのが「動画編集」の作業だと思います。
動画編集を行う場合は、大容量のデータを扱うことが多く、外部ストレージやカードリーダー、外部ディスプレイなど、複数の機器を同時に接続したくなる場面が増えます。
たとえば、カメラで撮影した映像データをSDカードで取り込みたい場合、MacBook Airには直接SDカードスロットがないため、「USB-C対応のカードリーダー」が必要になります。
同時に外付けSSDにデータを保存したいと思っても、ポートが足りず、ハブを使ってポートを拡張する必要が出てきます。
しかし、上記でも紹介したように最近のUSB-Cハブは非常に高性能で、1つのポートから複数の機能(HDMI出力、USB-A、SDカード、Ethernetなど)をまかなえる製品も多く出回っています。
したがって、「ハブを使う」という前提があれば、たとえポートが少なくても動画編集作業は十分にこなすことができます。
逆に言えば、「動画編集を本格的にやる予定がない方」なら、ポート数の少なさを気にしすぎる必要はないとも言えます。


一眼レフカメラから写真や映像を取り込む方
一眼レフカメラやミラーレスカメラで撮影した写真や映像を取り込むとき、SDカードを使ってMacBookにデータを移すという方法は今でも一般的です。しかし、現在のMacBook AirにはSDカードスロットが搭載されていません。
しかし、SDカードスロットが搭載されていないMacBookでも、USB-C対応の「SDカードリーダー」を使えば、簡単にデータの取り込みができます。種類も豊富で、価格も1,000円〜3,000円程度の手ごろな製品が多く出回っています。
また、最近のカメラにはWi-FiやBluetoothを搭載しているモデルも増えており、専用アプリを使ってMacBookにワイヤレスでデータを送ることも可能です。そのため、物理的なポートやカードリーダーがなくても、快適に作業を進めることができます。
とはいえ、写真や映像を大量に扱うフォトグラファーや動画クリエイターにとっては、ハブやSDカードリーダーを必要としない、SDカードスロットが内蔵されたMacBook Proモデルを選ぶのもおすすめです。
逆に、たまに旅行写真を取り込む程度という一般ユーザーであれば、MacBook Airでも必要十分。必要なときだけカードリーダーを使えば、ポートが少ないことによる不便さはほとんど感じません。
複数の外部モニターやプロジェクターに接続する時
MacBookを使っていて「ポートが足りない」と感じる場面の代表例が、外部モニターやプロジェクターに接続する時です。
仕事で複数の外部モニターを使って作業効率を高めたい方や、会議室でプロジェクターを接続する機会が多い方にとっては、ポートの少なさは気になるところだと思います。
しかし、この問題も「ドッキングステーション」や「USB-Cハブ」を使うことで、簡単に解決できてしまいます。
また、最近では「AirPlay」や「Sidecar」など、MacBookとiPadを無線でつなぎ、サブディスプレイとして使う機能も充実してきました。
物理的なポートが少なくても、工夫次第で作業環境を広げることが可能です。


つまり、必ずしも「ポートが少ない=仕事に支障が出る」とは限りません。必要なときに必要な分だけ拡張すれば、むしろMacBookはスッキリしたデザインのままで快適に使えるというメリットもあります。
外付けSSD、USBメモリなどのストレージを頻繁に使う人
外付けHDDやSSD、USBメモリなどのストレージを頻繁に使う人にとっては、ポートの抜き差しの回数が増えます。
仕事で大量のデータや写真、動画を扱う方は、外付けSSDでデータを管理しているケースが多いはずです。
また、大学のレポートや会社のプレゼン資料をUSBメモリに保存して提出するような文化が残っている場面でも、物理ストレージはまだまだ現役です。
こうしたユーザーにとって、ポートが少ないと「ストレージの抜き差しが面倒」と感じる場面が出てきます。
頻繁に外付けのストレージを抜き差しする場合、ストレージだけを抜き差ししたいのに、ハブごと抜けてしまい、それがストレスになることも。
そのため、頻繁にストレージの抜き差しをされる方は、ハブなどを使用しないMacBook Proの検討をおすすめします。



何度もハブを抜き差しするくらいならいっそProの購入もアリ!
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有線キーボード・マウスを好む人
MacBookのポート数が少ないことで影響を受けるのが、「有線のキーボードやマウスを使いたい人」です。
最近ではワイヤレス機器が主流ですが、ゲーマーなど、あえて有線のデバイスを選ぶ人も少なくありません。
有線のメリットは、安定した接続です。Bluetoothやワイヤレス接続はもちろん便利ですが、まれに接続が不安定になったり、ラグ(遅延)が生じたりすることがあります。
そのため、正確さと反応速度を重視する人は、有線デバイスを選ぶ傾向にあるのが現状です。
また、バッテリー残量を気にしなくてよいのも有線のメリットです。Bluetoothマウスやキーボードは充電が必要で、使いたいときにバッテリー切れ……ということも。その点、有線ならケーブルを接続するだけで即使用でき、充電の手間がありません。
しかし、MacBook AirはUSB-Cポートしか搭載しておらず、USB-Aポート(従来の四角い端子)は非搭載です。従来のUSB-A接続の有線マウスやキーボードを使いたい場合は、変換アダプタやハブが必要になります。
つまり、有線デバイスをメインで使いたい方にとっては、ポートの少なさがネックになるケースもある点にご注意ください。



有線接続を好む方にとってポートが2つなのは致命的かも
複数のUSBデバイス(プリンタ、スキャナ等)を接続する
一度に複数のUSB機器をMacBookに接続したいというニーズは、主にオフィスワークや自宅での作業環境を充実させたい人に多く見られます。
たとえば、プリンタ、スキャナ、外付けHDDなど、USB接続が必要な機器は今でも少なくありません。
特に、Windowsノートパソコンに慣れている方は、USB-Aポートが複数あるのが当たり前だったため、MacBookのUSB-Cポートが2つしかない仕様に戸惑うかもしれません。
近年では、AirPrintやクラウドスキャンなど、無線で接続できるプリンタやスキャナも増えてきており、必ずしもUSB接続が必要とは限らなくなっています。
Wi-Fi環境が整っていれば、MacBookと同じネットワーク内でプリンタを共有できるため、物理的な配線の手間が省けて快適です。
結論として、USBポートの数が少ないMacBookでも、適切な周辺機器や無線機能を活用することで、複数のUSBデバイスを十分に使いこなすことができます。
ただし、古い印刷機器などを使用していて有線での接続が必要な場合には注意が必要です。
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