iPhoneにAppleCare+はいらないよ!後悔しないために知っておくべきこと

AppleCare+は必要か

iPhoneを購入する際、多くの方が悩むのが「AppleCare+に加入するべきか否か」ではないでしょうか。「AppleCare+はいらない」という意見もあれば、「入っておけばよかった」と後悔する場合もあります。

AppleCare+に入った場合と入らなかった場合ではそれぞれ一長一短と言えるメリット・デメリットがあります

このブログの管理人はiPhoneユーザー歴10年以上ですがAppleCare+には入ったことはありません。また、入っておけばよかったといった後悔もありません。経験からAppleCare+の入会は私は不要だと考えています。

そこでこの記事では、AppleCare+が本当に不要なのか、また、どのような場合には必要と言えるのかを、解説します。

この記事の対象者
  • AppleCare+に入ろうか検討中の方
  • AppleCare+の特徴やメリット・デメリットが知りたい方
  • AppleCare+が必要な方や代替え案の紹介

\AppleCare+も無し、ケースの着用も無しがマイスタイル/

目次

AppleCare+とは?基本的な保証内容を理解しよう

まずAppleCare+について最低限知っておくべきことを紹介します。

iPhoneには、購入時に「ハードウェア製品限定保証」が付属しています。これは、製品の初期不良や自然故障に限り、購入から1年間無償で修理や交換を受けられるというものです。

一方、AppleCare+は、この保証とサポートを延長し、さらに手厚いサービスを追加する有料の保証プランです。

通常1年間の保証期間が、AppleCare+の加入期間(2年間または月額プランの場合)に延長されます。

AppleCare+入会期間内なら落下、水没、画面割れなど、ユーザーの過失による損傷でも、特別料金で修理や本体交換が可能です。この場合全額の補償では無い点に注意が必要です。

junya

AppleCare+はハードウェア製品限定保証が1年以降も延長されるサービスのことだよ

AppleCare+がいらないと言われる4つの理由

ppleCare+がいらない理由

AppleCare+は手厚い保証ですが、「いらない」と判断するのには明確な理由があります。ここでは、その主な理由を4つ解説します。

月額料金・一括料金が高い

AppleCare+は有料サービスであり、その料金は決して安くありません。機種によって異なりますが、2年間の料金は数万円に及びます。月額プランの場合でも、2年間で考えるとかなりの金額になります。

AppleCare+の支払いプラン
  • iPhone16を毎月のサブスクプランで支払うと月々1,340円(税込)
  • 2年間の固定プランだと26,800円(税込)

近年、iPhoneの本体価格が上昇傾向にあり、そこにAppleCare+の料金が上乗せされると、総費用がかなり高額になります。

AppleCare+は保険のようなものですが、実際に故障しなかった場合は、支払った料金が無駄になります。

junya

まぁ保険ってそんなもんだけどね

修理時にも別途自己負担金が発生する

AppleCare+に加入していても、過失による損傷で修理や交換をする際には、少額の自己負担金が発生します。

「月々の料金を払っているのに、さらに修理費がかかるのは納得できない」と感じる人も少なくありません。こういったサービス内容をしっかりと把握することが重要です。

料金表
junya

全額タダというわけじゃないのが痛いよね

そもそも修理や交換の機会が少ない

iPhoneは頑丈に作られているので、日常的に丁寧に扱っていれば、修理が必要なほどの大きな損傷に見舞われることは稀です。

現にiPhone使用歴10年以上の当サイト管理人は一度もAppleの保証を必要とした経験は無く、「AppleCare+に入っておけばよかったー」と思った経験はありません。

使用環境などで屋内での使用が主で、落とすリスクが低いなど、個人の使用環境によっても故障リスクは変わりますが、一つ言えるのはiPhoneはとっても丈夫だということです。

また、AppleCare+加入者はバッテリー最大容量が80%を下回ると無償で交換できますが、2年程度でそこまで劣化しない場合もあり、バッテリー交換のためだけに加入するメリットは少ないでしょう。

他の保証サービスや代替案で十分な場合がある

AppleCare+以外にも、iPhoneの保証や修理に関する選択肢は複数存在します。これらのサービスで十分だと判断できる場合、AppleCare+は不要になります。

サービス名提供元バッテリー交換紛失・盗難補償特徴
AppleCare+Appleバッテリー最大容量が80%未満になった場合、無償交換あり (盗難・紛失プランのみ)Apple直営店や正規サービスプロバイダで対応。エクスプレス交換サービスあり。
smartあんしん補償 (ドコモ)ドコモ(iPhoneはAppleCare+が適用されないため、このサービス独自の基準。通常は故障扱い)あり交換電話機のお届けサービス (最短当日~2日以内)。1年間の利用回数制限あり (一般的に2回まで)。データ復旧サービス割引など
故障紛失サポート with AppleCare Services (au)auバッテリー最大容量が80%未満になった場合、無償交換 (AppleCare+の規約に準拠)ありAppleCare+のサービスに加えてau独自の補償 (紛失盗難時のお届け、データ復旧割引など)。 AppleCare+の利用回数制限に準拠
あんしん保証パック with AppleCare Services (ソフトバンク)ソフトバンクバッテリー最大容量が80%未満になった場合、無償交換 (AppleCare+の規約に準拠)ありAppleCare+のサービスに加えてソフトバンク独自の補償 (紛失・盗難時のお届け、メモリーデータ復旧無償など)。AppleCare+の利用回数制限に準拠
junya

大手キャリアでの購入をされた方はサービス内容を把握して検討してみてはいかがでしょうか?

AppleCare+への加入を検討すべき人

AppleCare+は不要だと考えていますし、この記事ではその理由を述べていますが、全ての人にAppleCare+が不要だと言う気もありません。

以下の様な方にはAppleCare+に入る価値があるかもしれませんので参考にしてみてください。

  • iPhoneをよく落とす、ぶつけるなど、デバイスの扱いが比較的雑な方
  • 小さいお子さんがいて、デバイスが損傷するリスクが高い家庭
  • 外出先でiPhoneを使用する機会が多く、予期せぬ事故に遭う可能性が高い方
  • 修理費用をできるだけ抑えたい、または高額な修理費に不安を感じる
  • 突然の故障や損傷に備え、精神的な安心感がほしい方
  • 盗難や紛失のリスクに備えたい方
junya

要は心配性で精神的な安心感が欲しいかどうかだと思う

AppleCare+が不要な人

AppleCare+が不要な人
junya

AppleCare+が不要な方は以下のような人だよ

  • 頻繁に新しいiPhoneに買い替えるため、長期間の保証が必要ない人
  • 万が一デバイスが故障しても、正規修理以外の安価な修理サービスを利用することに抵抗がない人
  • そもそもデバイスの使用頻度が非常に低く、故障のリスクが低い人
  • 自己資金に十分な余裕があり、高額な修理費用が発生しても経済的に困らない人
  • 古いモデルのデバイスを使っており、修理費用が高額になるなら買い替えを検討している人
  • デバイスを丁寧に扱い、普段から保護ケースや保護フィルムを必ず使用している人
  • 保険料を支払うこと自体が無駄だと感じる
  • キャリアの保証やクレジットカードの付帯保険、民間のモバイル保険など、AppleCare+以外の保証サービスで十分だと感じる人

たとえば、毎年新しいiPhoneに買い替えるのが恒例行事になっている場合。通常一年間の無料の補償があるため、あえてAppleCare+に加入の必要はないですよね。

また、「もし壊れても、町の修理屋さんで直せばいいや!」と考えている方もいると思います。Appleの正規修理は安心感がありますが、その分費用も高めです。

非正規の修理サービスは、保証はきかなくなりますが、費用を抑えて修理できることが多いです。自己責任で安価な修理を選ぶことに抵抗がないなら、AppleCare+の手厚い保証は不要かもしれません。

「もし壊れても、その時はその時。修理費用くらいなら自分で出せる!」と、経済的に余裕がある方もAppleCare+を無理に契約する必要はありません。AppleCare+は、万が一の出費を抑えるための保険ですが、その出費を自分でカバーできるなら、毎月の保険料を支払うのは余分なコストになってしまいます

そして、日頃からiPhoneを「赤ちゃんを扱うように」大切にしている方もいます。常に頑丈なケースに入れ、画面には保護フィルムを貼り、落とさないように細心の注意を払っているなら、よほどの不運がない限り故障のリスクは極めて低いでしょう。私はそういうタイプではないですが。

そうした丁寧な使い方をする方にとっては、AppleCare+の保険料が「無駄な出費」だと感じられても不思議ではありません。

最後に、AppleCare+以外にも、デバイスの保証は実は色々なところに隠されています。例えば、携帯キャリアの独自保証サービスや、持っているクレジットカードに付帯しているショッピング保険、あるいは民間のモバイル保険など、意外と手厚い補償が受けられるケースもあります。

既にそうした別の保証で十分カバーされていると感じるなら、わざわざ二重にAppleCare+に加入する必要はないでしょう。

まとめ

AppleCare+が必要か不要かは、個人のiPhoneの使い方、金銭的な状況、そしてリスクに対する考え方によって大きく異なります。

頻繁に故障させてしまう心配がある、手厚い公式サポートを優先したいならAppleCare+の加入を検討しましょう。

丁寧に扱っている自信がある、費用を抑えたい、他の保証サービスで十分と感じるならAppleCare+は不要だと思います。

junya

自分に合った保証を選び、後悔のないiPhoneライフを!

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